万代塀について
塀だからと言ういい加減な考え方を見直しましょう
地震や台風がある度に塀の倒壊事故が起きそのつど不慮の災害が発生して世間を心配させます。それは他の塀では支柱の設置が軽視されており地盤状況を無視した工事の不完全が原因です。大雨による地盤のゆるみと風圧に耐えられず全体が屏風倒しの状態となり倒壊の危険が生ずるのです。
万代塀は倒れません
万代塀は次の安全性を確認して責任施工されます。
- 万代塀各構成材は、最大瞬間風速60m/secの台風にも安全であるように設計・製造されています。
- 万代塀各構成材は、震度VIIの激震にも安全であるように設計・製造されています。
- 万代塀は他のコンクリート塀より安全なように、支柱間隔を規定して施工されます。
- 万代塀の基礎寸法は大型台風や大地震に対し安全であるように、各種類毎に標準寸法を定めます。
万代塀の原材料と製造方法
日本産業規格A5409鉄筋コンクリート組立塀構成材の規定による。
- セメントは、JIS R5210に規定する早強又は普通ポルトランドセメントとし、使用量は370kg/m3以上とする。
- 骨材は、清浄・強硬・耐久的で、ごみ、泥、塩類などの有害量を含まず、細粗粒が適度に混合してあり、その最大寸法は20mmで、製品最小厚の1/3未満、かつ、偏平又は細長の粒を含んではならない。
- 鉄筋は、JIS G3112・JIS G3117又はJIS G3532に規定する棒鋼又は普通鉄線とする。配筋は、JIS G3532に規定するなまし鉄線による結束又は電気抵抗スポット溶接によって行うものとする。
- 原料の練り混ぜにはミキサを用い、成形には動力による振動機を用いなければならない。
- 成形後は500度時以上、湿度70%以上に保存した後 脱形し、その後7日間以上多湿の状態で養生し、更に10日間以上保存してから出荷する。
用 途
万代塀は、建設現場では組建工事のみなので、安全かつ速やかに防火・防風・防音・防犯・防塵の諸目的が達成された耐風・耐震壁となります。その種類・デザインも豊富なことから、住宅・マンション・駐車場・工場・研究所・神社・仏閣・斎場・倉庫・変電所・資材置場・テストコース・ゴルフ場・テーマパークなどに幅広く継続的に採用されています。
特 徴
- 万代塀は無駄なものを削ぎ落とした、塀の性能特性を極めた商品です。
- 構成材はJIS認証取得工場で製造され、ISO 9001により組建工事まで品質マネジメント管理されています。
- 柱の基礎は種類毎に寸法が定められた独立基礎なので、発生残土の量を少なくできます。
- 構成材の柱は地上高H=1200mm〜地上高H=4200mmまで300mmピッチに取り揃えてあり、様々な要求の高さに応えることができます。
- 工事現場での作業は、重機等の機械を用いなくても組建てが可能なので、隣家との境、狭隘地、山中等の、車両が進入不能な場所や、交通量の多い道路際などにも安全かつ速やかに施工できます。
- 不整形地や傾斜地でも、地形に合わせ曲線・隅切り、勾配・段差施工など、自由自在に対応ができます。
- 板の種類を変えることで、風抜き・明かり取り・土止め等の効果が期待できます。
- 柱の形状や板にデザインを施すことで、性能を維持しながらも趣の違った塀を創り出すことができます。
- 流し込みコンクリート製品なので、表面が緻密で汚れが付きにくく、塗装を施すのにも適しています。
万代塀 製品寸法表
万代塀 施工図面集
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万代塀
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土止め